第106回全国高校野球選手権大会茨城大会4回戦で、今春のセンバツに出場した強豪・常総学院が常磐大高に1-3で敗れ、春夏連続出場の夢が絶たれました。
試合後、島田直也監督は悔しさをにじませながらも、選手たちの奮闘をねぎらいました。
一方、勝利した常磐大高は着実に力をつけており、佐藤勇コーチの指導も光る好チームに成長しています。
常総学院が春夏連続出場を逃す、島田監督は悔しさをにじませる
- 常総学院は5回に1点を先制されると、6回にも2失点を喫した
- 9回に1点を返すも反撃及ばず、1-3で敗戦
- 島田直也監督は「前半、1点でも取っていれば流れが変わったかも」と悔やむ
常総学院は今春のセンバツにも出場した強豪校で、この夏の茨城県大会の大本命と目されていました。
しかし、常磐大高戦では5回に1点を先制されると、6回にも2失点を喫し、1-3とリードを許します。
9回に1点を返しましたが、反撃はそこまでで春夏連続出場の夢は絶たれてしまいました。
試合後、島田直也監督は「前半、1点でも取っていれば、流れが変わったかもしれないけれど、これも野球だということですね」と悔しさをにじませました。
さらに「何とかしようという気持ちが強くて、りきみにつながってしまった。
状況に応じたバッティングができなかった」と敗因を分析。チームを鼓舞することができなかった自身の責任も感じているようでした。
常磐大高が着実に力をつけ、佐藤勇コーチの指導も光る
- 常磐大高は海老沢芳雅監督の情熱的な指導のもと成長を遂げている
- 元西武投手の佐藤勇コーチも投手陣の整備に尽力
- 高い能力を持った選手たちがそろい、チーム力は上々
勝利した常磐大高は、海老沢芳雅監督の情熱的な指導のもと、着実に力をつけています。
特に投手陣の成長は目覚ましく、元西武投手の佐藤勇コーチの指導が光っています。
佐藤コーチは現役時代、MAX151キロのストレートを武器にしていたサウスポーでした。
その経験を生かし、常磐大高の投手たちに的確なアドバイスを送っています。
打線も侮れません。1番から9番まで切れ目なく攻撃を仕掛けられる打順が組まれており、相手投手に休む暇を与えません。
守備面でも堅実なプレーでミスを最小限に抑えています。
常磐大高は高い能力を持った選手たちがそろい、チーム力は上々。この夏の茨城県大会でも上位進出が十分に期待できるでしょう。
常総学院の春夏連続出場の夢は潰えたが、選手たちの奮闘は称賛に値する
- 常総学院は今春の県大会を制し、関東大会でも準優勝の成績を収めていた
- 島田監督は「何とかしよう」という選手たちの気持ちを評価
- 1点差の試合だっただけに、悔しさは大きいはず
常総学院は今春の茨城県大会を制覇し、関東大会でも準優勝と素晴らしい成績を収めていました。
夏の大会でも島田監督のもと、優勝候補筆頭として大いに期待されていましたが、常磐大高戦で力尽きてしまいました。
しかし、島田監督は「何とかしようという気持ちが強くて、りきみにつながってしまった」と選手たちの奮闘ぶりを称賛。
最後まで諦めずに戦う姿勢を見せた選手たちの気持ちを汲み取っていました。1点差の試合だっただけに、悔しさは人一倍大きかったはずです。
だからこそ、島田監督は選手たちをねぎらい、今後に向けて前を向かせたいと考えているのでしょう。
まとめ:常総学院は悔しい敗戦も、選手たちの奮闘は称賛に値する。常磐大高の躍進にも注目
常総学院は春夏連続出場の夢が絶たれてしまいましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦い抜きました。
島田直也監督も悔しさをにじませながらも、選手たちの奮闘をねぎらいました。
常総学院は今回の敗戦を糧に、さらなる飛躍を遂げてくれるはずです。
一方の常磐大高は、海老沢芳雅監督と佐藤勇コーチの指導のもと、着実に力をつけています。
甲子園常連校を破っての勝利は、常磐大高の実力の高さを証明しました。
この夏の茨城県大会では、常磐大高の躍進にも大いに注目が集まります。
果たして、常磐大高は初の甲子園出場を果たすことができるのでしょうか。彼らの活躍から目が離せません。