2026年最新版 サッカーブラジル代表のメンバーと注目選手紹介【2026ワールドカップグループC】
2026年ワールドカップでは、グループCに入ったブラジル代表が大会全体の優勝候補の一角になると見られています。
ヴィニシウス、ラフィーニャといった前線のタレントに加え、中盤にはカゼミーロ、ブルーノ・ギマランイス、後ろにはマルキーニョスやアリソンといった世界トップクラスの選手がズラリ。
日本代表にとっても「決勝トーナメント以降で当たりたくない相手」の筆頭と言えるでしょう。
絶対的な右SBのミリトンや新星ロドリゴがW杯出場が絶望になってしまったのは非常に痛いですが、それでも圧倒的な選手層を誇るブラジルの強さは不変です。
日本は去年の親善試合でブラジルを3-2で倒しましたが、もし再戦となった場合は油断も無く本気で襲いかかってくるブラジルとの死闘が見られそうです。
このページでは、そんなブラジル代表の最新メンバーと、特に要注意なキープレーヤーの特徴・プレースタイルをわかりやすく整理していきます。
【2026年最新】サッカーブラジル代表の基本戦術・プレースタイル
世界最高峰の個の輝きと、名将がもたらす戦術的柔軟性。悲願の王座奪還へ突き進むカナリア軍団のシステムをコンパクトに解説します。
◆ 攻撃:圧倒的な選手層を活かしたマルチシステム
名将アンチェロッティ監督を迎えタイトル奪回を狙うセレソンは、圧倒的な個のクオリティと出場国トップクラスの選手層の厚さを誇る「ハイプレス速攻型」のチーム。タレントの個性を最優先しつつ、状況に応じてバランス型の4-3-3や、より重心が高く攻撃強度の高い4-2-2-2、4-2-3-1を併用します。
中盤は2ボランチならカゼミーロとB・ギマランイスが組み、3MFではパケタが加わる形を形成。前線はヴィニシウスを筆頭にラフィーニャ、マルチネッリら多士済々のアタッカー陣が、変幻自在の攻撃を展開します。
サプライズとも言える選出でメンバー入りしたネイマールにも注目が集まります。
◆ 守備:強固なセンターラインによる組織的安定
アリソン、マルキーニョス、カゼミーロという世界最高峰の名手たちが形成する強固なセンターラインが、守備構造の中核を担います。前線からのアグレッシブなハイプレスで即時奪還を狙いつつ、後方では名将の戦術的柔軟性によって盤石の秩序を維持し、圧倒的な組織的安定感で優勝候補の一角を成します。
ブラジルが所属するグループC4カ国の分析記事はこちら👇
BR ブラジル代表(このページ)
MA モロッコ代表|注目選手&戦力分析
SC スコットランド代表|注目選手&戦力分析
HT ハイチ代表|注目選手&戦力分析
| 日時(日本時間) | 対戦カード | 会場(開催地) |
|---|---|---|
| 6月14日(日)07:00 | ブラジル代表 vs モロッコ代表 | ニューヨーク/ニュージャージー |
| 6月20日(土)9:30 | ブラジル代表 vs ハイチ代表 | フィラデルフィア |
| 6月25日(木)07:00 | スコットランド代表 vs ブラジル代表 | マイアミ |
※公式発表されているキックオフ時刻を日本時間(JST)に準拠した日程表です。
※日程・会場は変更となる可能性があります。最新情報はFIFA公式サイト等でご確認ください。
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※試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性があります。最新の配信状況はU-NEXTサイトや大会公式サイトにてご確認ください。
日本代表 2026ワールドカップのスケジュールとブラジルの位置づけ
2026年大会では、日本代表が所属するグループFとは別に、ブラジルはグループC(ブラジル/モロッコ/スコットランド/ハイチ)に入りました。
日本がグループステージを突破した場合、1位ならグループCの2位チーム、2位ならグループCの1位チームと当たるので、2位通過であれば決勝トーナメント1回戦でブラジルと当たる可能性が極めて高くなります。
「グループをどう勝ち抜くか」に加えて、
- トーナメント一発勝負でブラジルと当たることを想定した準備
- 同じグループCのモロッコ代表との比較・相性
といった視点も、日本代表にとって非常に重要になってきます。
日本代表が所属するグループF各国の分析記事はこちら👇
※大会が近づき次第、最新メンバー・フォーメーション情報に随時アップデート予定です。
2026年最新サッカーブラジル代表メンバー
ブラジル代表は、個の能力を前面に押し出しつつも、カゼミーロやマルキーニョスを軸にしたバランスの取れた4バック+中盤構成が基本です。
ここでは、ワールドカップ直前の基本フォーメーションと想定スタメンをまとめます。
ブラジル代表 予想フォーメーション(4-4-2)
ブラジル代表 予想スタメン一覧
| # | 位置 | 選手名 | 年齢 | 身長・体重 | 所属クラブ |
|---|---|---|---|---|---|
| GK | アリソン・ベッカー | 33歳 | 193cm・91kg | リヴァプール(イングランド) | |
| LSB | アレックス・サンドロ | 35歳 | 180cm・80kg | フラメンゴ(ブラジル) | |
| CB | マルキーニョス | 32歳 | 183cm・75kg | パリ・サンジェルマン(フランス) | |
| CB | ガブリエウ・マガリャンイス | 28歳 | 190cm・87kg | アーセナル(イングランド) | |
| RSB | ウェズレイ | 22歳 | 173cm・73kg | ローマ(イタリア) | |
| DMF | ブルーノ・ギマランイス | 28歳 | 182cm・74kg | ニューカッスル(イングランド) | |
| DMF | カゼミーロ | 34歳 | 185cm・84kg | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) | |
| LWG | ガブリエル・マルチネッリ | 24歳 | 178cm・75kg | アーセナル(イングランド) | |
| RWG | ラフィーニャ | 29歳 | 176cm・72kg | バルセロナ(スペイン) | |
| FW | ヴィニシウス・ジュニオール | 25歳 | 176cm・73kg | レアル・マドリー(スペイン) | |
| FW | マテウス・クーニャ | 27歳 | 183cm・76kg | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) |
👉 ブラジル代表 登録選手・全メンバー26名の一覧を見たい方はこちら
※W杯北中米2026に招集されたブラジル代表の全登録メンバーです
| # | ポジション | 選手名 | 年齢 | 身長・体重 | 所属クラブ(国) |
|---|---|---|---|---|---|
| GK | アリソン・ベッカー | 33歳 | 193cm・91kg | リヴァプール(イングランド) | |
| GK | エデルソン | 32歳 | 188cm・86kg | フェネルバフチェ(トルコ) | |
| GK | ウェヴェルトン | 38歳 | 189cm・89kg | グレミオ(ブラジル) | |
| DF | マルキーニョス | 32歳 | 183cm・75kg | パリ・サンジェルマン(フランス) | |
| DF | ガブリエウ・マガリャンイス | 28歳 | 190cm・87kg | アーセナル(イングランド) | |
| DF | ブレーメル | 29歳 | 188cm・80kg | ユベントス(イタリア) | |
| DF | ロジェール・イバニエス | 27歳 | 185cm・73kg | アル・アハリ(サウジアラビア) | |
| DF | レオ・ペレイラ | 30歳 | 189cm・84kg | フラメンゴ(ブラジル) | |
| DF | ダニーロ | 34歳 | 184cm・77kg | フラメンゴ(ブラジル) | |
| DF | ウェズレイ | 22歳 | 173cm・73kg | ローマ(イタリア) | |
| DF | アレックス・サンドロ | 35歳 | 180cm・80kg | フラメンゴ(ブラジル) | |
| DF | ドウグラス・サントス | 32歳 | 175cm・69kg | ゼニト(ロシア) | |
| MF | ブルーノ・ギマランイス | 28歳 | 182cm・74kg | ニューカッスル(イングランド) | |
| MF | カゼミーロ | 34歳 | 185cm・84kg | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) | |
| MF | ダニーロ | 25歳 | 177cm・71kg | ボタフォゴ(ブラジル) | |
| MF | ファビーニョ | 32歳 | 188cm・78kg | アル・イテハド(サウジアラビア) | |
| MF | ルーカス・パケタ | 28歳 | 180cm・72kg | フラメンゴ(ブラジル) | |
| FW | ヴィニシウス・ジュニオール | 25歳 | 176cm・73kg | レアル・マドリー(スペイン) | |
| FW | ラフィーニャ | 29歳 | 176cm・72kg | バルセロナ(スペイン) | |
| FW | ガブリエル・マルチネッリ | 24歳 | 178cm・75kg | アーセナル(イングランド) | |
| FW | ルイス・エンリケ | 25歳 | 182cm・77kg | ゼニト(ロシア) | |
| FW | ラヤン | 19歳 | 185cm・81kg | ボーンマス(イングランド) | |
| MF | ネイマール | 34歳 | 175cm・68kg | サントス(ブラジル) | |
| FW | エンドリッキ | 19歳 | 173cm・75kg | リヨン(フランス) | |
| FW | マテウス・クーニャ | 27歳 | 183cm・76kg | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) | |
| FW | イゴーリ・チアゴ | 24歳 | 191cm・85kg | ブレントフォード(イングランド) |
⚠️ 王国を揺るがす大論争:ネイマール選出とジョアン・ペドロ落選の内幕
カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジル代表において、最大の物議を醸しているのがネイマールの“サプライズ招集”です。2023年10月の左膝前十字靱帯断裂から長いリハビリを経てサントスで復帰したものの、全盛期のキレには程遠く、ピッチ外ではロビーニョ・ジュニオール(ロビーニョの息子)との練習中における暴力沙汰が猛批判を浴びてました。
特に国内メディアやファンが反発しているのは、チェルシーで今季15ゴールと爆発しているFWジョアン・ペドロを完全に締め出し、2026年に入ってからわずか15試合しか稼働していないネイマールの「過去の実績」を最優先した点にあります。
会見でこの矛盾を記者から激しく追及されたアンチェロッティ監督は、「1年間彼を評価し続けてきた。近年のコンディションは向上しており、今回のワールドカップでも決定的な役割を果たす重要な存在だ」と強硬に主張。名将のこの大胆な勝負勘と偏愛とも言える決断は、王国ブラジルのサポーターの間で今なお激しい賛否両論の嵐を巻き起こしています。
ブラジル代表予想スタメン&プレースタイル
GK
アリソン・ベッカー(リヴァプール)
足元の技術と一対一の強さを兼ね備えた現代型GK。最後尾からのビルドアップに積極的に関わりつつ、ピンチではビッグセーブを連発する「最後の砦」です。
クロス対応の安定感も高く、日本にとっては「簡単にクロスを上げても跳ね返される」相手と考えた方が良いでしょう。
DF
マルキーニョス(CB|パリ・サンジェルマン)
ブラジル守備陣のリーダー。対人の強さとカバーリングに優れ、ラインコントロールも巧みです。スピードもあるため、裏へのボールにも素早く対応可能。日本にとっては、「裏抜けのタイミング」と「どこまでラインを押し上げるか」の駆け引きが重要になります。
ガブリエウ・マガリャンイス(CB|アーセナル)
プレミアリーグで鍛えられた屈強な左利きCB。空中戦の強さに加えて、前に出て潰す守備も得意で、リシャルリソンやヴィニシウスらと同じくセットプレーのターゲットにもなります。
アレックス・サンドロ(LSB|フラメンゴ)
長年ヨーロッパでプレーした経験を持つベテランSB。攻撃参加のタイミングとクロスの精度に定評があり、左サイドからのオーバーラップでヴィニシウスをサポートします。
ウェズレイ(RSB|ローマ)
絶対的レギュラーのミリトンがW杯絶望となり、代役として期待されるのがウェズレイ。
圧倒的なスピードを活かした突破力と正確無比なクロスが武器です。
MF
カゼミーロ(DMF|マンチェスター・ユナイテッド)
中盤の“番人”。ボール奪取能力の高さとポジショニングの良さで、相手のカウンターの芽をことごとく摘み取る存在です。
日本としては、カゼミーロ付近で無理にボールを失うと即カウンターに直結するため、彼の周囲でのリスク管理が最重要テーマになります。
ブルーノ・ギマランイス(DMF|ニューカッスル)
攻守にハードワークしながらゲームをコントロールする万能型MF。ボールを引き出すポジショニングが巧みで、前線へのスルーパスやミドルシュートも持っています。日本のインサイドハーフとマッチアップする可能性が高く、中盤の主導権争いの鍵となる選手です。
ガブリエル・マルチネッリ(LW|アーセナル)
驚異的なスピードを活かした仕掛けが持ち味のウインガーで、守備にも献身的なのも◎
中央や右サイドもできるがLWの1番手か。
ラフィーニャ(RW|バルセロナ)
右サイドからカットインして左足でシュートを狙う世界最高峰のウインガー。クロスの精度も高く、ファーサイドへのボールやセットプレーのキッカーとしても脅威です。
FW
ヴィニシウス・ジュニオール(FW|レアル・マドリード)
現代サッカーを代表するドリブラーの一人。左サイドからのカットイン、スピードを活かした裏抜け、カウンターでの独走など、あらゆる形でゴールに迫ってきます。
1対1を避けるため、SB+CBの2枚で囲い込む守備が日本側には求められます。
マテウス・クーニャ(FW|マンチェスター・U)
卓越したテクニックとアジリティでチャンスメイクし、CFを含む複数の攻撃的なポジションで出来るのが強みで、守備時のプレスもサボらずに献身的に行う姿勢が◎の万能型フォワード。
その他のブラジル代表 注目選手
スタメン候補以外にも、今回のブラジル代表には“ジョーカー的存在”や次世代エース候補が多数控えています。
ラヤン(ハイアン)
ポジション:FW/WG 所属チーム・ボーンマス(イングランド)
プレースタイル: 左右両足を自由自在に使いこなす圧倒的な技術と桁違いのフィジカルの強さが魅力のブラジルの新星。創造性溢れるパスセンスも魅力で、展開力も高いレフティ。
ただし、スピードにはやや欠け、守備意識も低いのが難点。
エンドリッキ(リヨン)
ポジション:CF 所属チーム・リヨン(フランス)
プレースタイル:10代ながらブラジル国内で既に「次世代エース候補」と目されるストライカー。フィジカルとテクニックを兼ね備え、スペースがあれば一気にシュートまで持ち込むレフティ。大会本番までの成長次第では、スタメンに食い込んでくる可能性も十分です。
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ブラジル代表注目選手
全員がワールドクラスのタレントですが、特に注目すべきブラジル代表選手を3人ピックアップします。
ヴィニシウス・ジュニオール(LW)の動画&プレースタイル
左サイドから何度もドリブルで仕掛けてくるエースアタッカー。カウンター局面で前を向かせると、1人では止めるのがほぼ不可能です。
- タッチライン際からの縦突破
- 斜めのカットインからのシュート/スルーパス
- カウンター時の「1人で運び切る」推進力
ラフィーニャ(RW/LW)の動画&プレースタイル
両サイドのウイングを担当し、凄まじい左足のシュート力を秘めた世界最高レベルのウインガー。
圧倒的なスピード、技術、パワーに加え戦術眼も高く守備意識も高い完全無欠とも言える選手です。
- サイドを問わず圧倒的なスピードで敵守備陣を破壊
- 破壊的な威力の左足キャノン砲を装備
- 守備意識も高く運動量も豊富
マルキーニョス(CB)の動画&プレースタイル
文字通り世界最高峰のセンターバックです。
弱点はないといっていいでしょう。
- 圧倒的な1対1の強さ
- ビルドアップの起点にもなる
- パリSGでも代表でもキャプテンを務めるリーダーシップ
日本代表が攻略すべきブラジル代表のポイント
ここからは、もし2026ワールドカップで日本代表がブラジル代表と対戦した場合の攻略ポイントを、戦術論を交えてリアルに整理します。
日本代表が所属するグループF各国の分析記事はこちら👇ここ
📌 オランダ代表|注目選手&戦力分析
📌 チュニジア代表|注目選手&戦力分析
📌 スウェーデン代表|注目選手&戦力分析
📌 日本代表|注目選手&戦力分析
① ヴィニシウス側のケアとサイドの数的優位
ブラジルが誇る最大の破壊兵器は、言わずと知れた左サイドのエース、ヴィニシウス・ジュニオールを起点とした理不尽なまでの単独突破です。日本がこのサイドを制圧するためには、右サイドバックの選手を絶対に1対1の孤立状態に晒さない、緻密なダブルボランチや右ウイングによる素早い挟み込みのディフェンスライン形成が必須となります。
彼がボールを持った瞬間に2枚、3枚の組織的な網を張って前を向かせず、フラストレーションを溜め込ませることが第一の関門です。
さらに重要なのが、ヴィニシウスが内側のセントラルエリアへ強引にカットインを仕掛けてきた瞬間のリスク管理です。彼が中央へ絞るということは、ブラジルの左サイドバックがその背後の広大なスペースへオーバーラップしてくる明確なサインとなります。
日本としては守備で耐えつつも、奪い取った瞬間にそのヴィニシウスの背後(ブラジルの左サイドの裏)を容赦なく突く鋭い高速ショートカウンターのルートをあらかじめ仕込んでおくことで、攻守両面において彼らの最大の武器をそのまま致命的な弱点へとハめ殺すゲームプランが鍵を握ります。
② カゼミーロのプレッシャーをいなすビルドアップ
中盤の底で絶対的な壁として君臨するカゼミーロは、その圧倒的な球際の強さと卓越した危機察知能力で、相手のパスワークの配給路を力ずくで遮断してきます。
彼の迎撃プレッシャーを無力化するためには、日本のボランチがディフェンスラインの間にスッと下がり、3バック化を形成する可変ビルドアップが極めて有効です。
後方の枚数を意図的にずらすことでブラジルのファーストプレスの照準を狂わせ、カゼミーロが前に釣り出されるか、あるいは中央に留まるべきかの判断を一瞬遅らせる戦術的な仕掛けが求められます。
また、彼の周囲でボールをこねる時間を1ミリでも作ってしまうと、一瞬で長いリーチに絡め取られて致命的な即時カウンターの餌食となります。そのため、中盤の危険エリアでは徹底してダイレクトやワンタッチの素早いパスワークを意識し、カゼミーロの力強い寄せを完全に空振りさせるテンポのコントロールが重要です。
ピッチの幅を広く使った大きなサイドチェンジを組み合わせ、彼の広大な守備範囲からボールを常に逃がし続けることで、王国の中盤の迎撃システムを完全に機能不全へと追い込みます。
③ セットプレーの守備とマルキーニョス対策
マルキーニョスやガブリエウなど、世界最高峰のリーグで空中戦を支配しているフィジカルモンスターがズラリと顔を揃えるブラジルは、コーナーキックやフリーキックのセットプレー1本で試合の流れを完全に葬り去る恐ろしさを内包しています。
日本がこの理不尽な高さをシャットアウトするためには、エリア内の要所を固めるゾーンディフェンスと、主要ターゲットを執拗にロックするマンマークを極限まで融合させたハイブリッドな守備配置の徹底が不可欠です。誰がどのエリアを守り、誰がマルキーニョスを抑えるのかの責任の所在をミリ単位で整理しなければなりません。
特に警戒すべきは、ストーンが弾き切れなかったボールをファーサイドで折り返される、あるいはセカンドボールを押し込まれる二次攻撃のシチュエーションです。
ニアサイドでの確実なファーストクリア役のタスクを明確にし、逃げのボールを絶対に相手の足元に落とさない集中力が求められます。
こうした細かい守備の基本ファクトを試合終了のホイッスルまで徹底し切ることで、ブラジル戦に限らず何度もセットプレーでやられてきた過去の苦い敗戦のバグを完璧に根絶したいところです。
ブラジル戦の勝敗予想と展開シミュレーション
スコア予想:日本 2-1 ブラジル(90分で日本が再び歴史的勝利)
想定される試合展開:
前半の立ち上がりは、名将アンチェロッティ監督が解き放つセレソンの暴力的なまでの個の圧力が日本を押し込みます。ヴィニシウスの鋭い仕掛けに耐えながら、日本は中盤の低い位置に非常にコンパクトな守備ブロックを敷き、虎視眈々とカウンターのチャンスを伺うお馴染みのハめ殺し陣形を展開。
アリソンからの鋭い低弾道ロングキックに対しても、日本のディフェンス陣が抜群のセカンドボール予測でことごとく回収を成功させ、徐々に自分たちのポゼッションの時間帯へと引き戻していきます。
そして前半終了間際、前傾姿勢になったブラジルの隙を見逃さず、中盤でボールを強奪した日本が電撃ショートカウンターを敢行。2列目からのインサイドハーフの理不尽な飛び出しでマルキーニョスのカバーをずらし、見事な先制ゴールを陥れます。
後半の立ち上がり、修正を加えたブラジルがエースのヴィニシウスの理不尽な個人技から意地の同点弾を叩き込んできますが、今の日本は一切慌てません。ゲーム終盤に差し掛かり、ブラジル自慢の中盤の運動量が落ち始めた瞬間を見計らい、日本のベンチがフレッシュな超高速ウイングを投入して前線のギアを一気にトップへ切り替えます。
走力の優位性を限界まで活かし、ミリトンの代役として疲弊している右サイドバックのウェズレイの背後を完全にハック。最後はクロスから劇的な決勝点を奪い取り、世界を再び震撼させるドラマが現実のピッチ上で完遂されるイメージです。
日本が勝機を掴むためのポイント:
個々のタレントのネームバリューや個人能力ではブラジルが上回っているのは紛れもない事実ですが、現代フットボールにおいて日本の組織的な連動守備と、奪ってから数秒で完結させる高速トランジションが100%噛み合えば、ワールドカップ本戦という最高の舞台であっても90分のクリーンな時間内で十分に勝ち切るシナリオが確定しています。
曖昧な精神論ではなく、ピッチ上の緻密な戦術のハめ殺し合いにおいて日本には明確なアドバンテージが存在します。
2025年10月の親善試合で見事日本がブラジルに3-2で逆転勝利を収めた歴史的な一戦は、今でも世界中のファンの記憶に新しく刻まれています。
もちろん、本番の再戦となればブラジル代表のメンバー構成やアンチェロッティの戦術的成熟度は当時よりも格段にアップデートされているでしょうし、一度敗れているセレソンはアジアの雄に対して1ミリの油断も無く、王国のプライドを懸けて本気で襲いかかってくるため、地獄のような厳しい大死闘になるのは間違いありません。
しかし、一度世界の頂点をガチの真っ向勝負で叩き伏せたという絶対的なファクトがある以上、今の日本代表の選手たちの脳裏から「ブラジルコンプレックス」は完全に消滅しています。
グループステージを突破した先の運命の決勝トーナメントで再び彼らの黄色い壁が立ちはだかろうとも、セレソンの看板を一切恐れることなく、鍛え上げた組織の力で再び返り討ちにして世界の頂点へと駆け上がってほしいですね。
グループステージ&他国との関係性
ブラジルはグループCで、モロッコ、スコットランド、ハイチと同居しています。
このグループCの結果次第で、日本が決勝トーナメントに進出した際の山の厳しさが大きく変わってきます。
「ブラジルが順当に1位通過するのか」「モロッコが食い下がるのか」といったポイントも、日本代表の視点からチェックしておきたいところです。
グループC各国の戦力分析はこちら👇
まとめ|ブラジル代表は「日本が世界の頂点を狙ううえで避けて通れない相手」
・ヴィニシウス、ラフィーニャら、世界トップクラスのアタッカー陣
・カゼミーロ、ブルーノ・ギマランイスのバランスの取れた中盤
・アリソン&マルキーニョスを中心とした安定した守備陣
ブラジル代表は、まさに「日本がベスト8・ベスト4、さらには優勝を本気で狙ううえで、いつか乗り越えなければならない山」と言える存在です。
グループステージの先に、このブラジルとの激突が待っている――。
そう思うと、今から大会本番が楽しみでなりません。
本記事は、大会に近づくにつれて最新メンバー・直近の試合内容・データを反映しながらアップデートしていきますので、ぜひブックマークして時々チェックしてみてください。

