2024年7月27日、パリオリンピックバレーボール男子グループステージ初戦が行われ、世界ランク2位の日本はランク11位のドイツと対戦しました。
日本は東京五輪でベスト8入りを果たし、今大会では52年ぶりのメダル獲得を狙っていましたが、初戦でドイツに2-3のフルセットで敗れ、黒星スタートとなりました。
ドイツのベテランエース・グロゼルが牽引、日本は西田・石川らが奮闘も及ばず
- ドイツは39歳のベテランエース・グロゼルを中心に攻撃を展開
- 日本は西田有志、石川祐希らが得点を重ねるも、ドイツの堅守に苦しむ
- 第1セットはドイツが8連続得点で主導権を握り、25-17で先取
ドイツはベテランエースのグロゼルを中心とした攻撃で日本を圧倒しました。
第1セットではグロゼルのサービスエースなどで8連続得点を奪い、25-17で先取。
日本は西田有志、石川祐希らが得点を重ねるも、ドイツの堅守に苦しみました。
日本は第2セットで西田を中心とした繋ぐバレーを展開し、13-12で逆転に成功。さらに高橋藍、石川のダブルエースで25-23とセットを取り返しました。
第3セットも日本が主導権を握り、25-20で奪取。2-1とリードを奪います。
第4セット、日本が粘るもデュースの末に敗退 – 最終セットもドイツに圧倒される
- 第4セットは接戦となり、28-30のデュースの末にドイツが奪取
- 最終セットはドイツが序盤から主導権を握り、15-12で日本が敗退
- 日本は初戦を落とし、メダル獲得へ厳しいスタートに
しかし第4セットは接戦の展開。日本は小野寺太志の無回転サーブや山内晶大のブロックで同点に追いつくも、28-30のデュースの末にセットを落としました。
勢いに乗ったドイツは最終セットも序盤から主導権を握り、15-12で日本を下しました。
日本は初戦を落とし、メダル獲得へ厳しいスタートとなりました。
世界ランク2位の実力はあるものの、ドイツの堅守と経験豊富なベテランの力に屈する結果となりました。
52年ぶりのメダル獲得へ、課題を残す内容となってしまいました。
グループステージ突破へ、次戦のアルゼンチン戦が重要な一戦となります。西田、石川らエースアタッカー陣の奮起と、守備面での改善が求められます。
次戦の相手はアルゼンチン、日本は巻き返しなるか
日本の次戦の相手は世界ランク8位のアルゼンチンです。
アルゼンチンは前回大会で銅メダルを獲得しており、日本にとって重要な一戦となります。
アルゼンチンは高さのあるブロックが特徴的。
日本は速攻とコンビネーション力を生かし、アルゼンチンの高さに屈せず戦う必要があります。
西田、石川らエース陣の活躍と、全員バレーでアルゼンチンを崩せるかがカギを握ります。
パリ五輪バレー男子、日本初戦敗退も52年ぶりのメダルへ挑戦は続く
パリオリンピックバレーボール男子で日本は、初戦でドイツに敗れ黒星スタートとなりました。
世界ランク2位の実力はあるものの、ドイツの堅守と経験豊富なベテランの力に屈しました。
52年ぶりのメダル獲得へ、課題を残す内容となりました。
しかし、日本の挑戦はまだ始まったばかり。
次戦のアルゼンチン戦では巻き返しを図り、グループステージ突破を目指します。
守備力の強化と、西田有志、石川祐希らエース陣の奮起が求められます。
東京五輪でベスト8入りを果たした経験を生かし、52年ぶりのメダル獲得へ挑戦は続きます。
日本男子バレーの戦いから目が離せません。