兵庫県の斎藤元彦知事をめぐるパワハラ疑惑が日増しに大きくなっている。
その最中、過去の斎藤知事の取り組みである”おしゃべり自販機”が再び注目を集め、ネット上では”ナルシスト自販機”と揶揄する声が相次いでいる。
告発された7つの疑惑、知事は全面否定も男性は自死
- 元県職員の男性が知事の7つの疑惑を告発
- 知事は疑惑を全面否定し、男性を懲戒処分
- その後、男性は自死したとみられている
今年3月、元県職員の男性が斎藤知事のパワハラや贈答品の不当な受け取りなど7つの疑惑を告発した。
しかし、当初斎藤知事は告発内容を全面的に否定し、男性を懲戒処分に処した。
その後、7月に男性は自死したとみられている。男性が残した音声データには、知事が出張先の首長におねだりする様子も録音されていたという。
知事は当初、疑惑について「詳細を承知していない」と回答を控えていたが、のちに「おそらく私のやりとり」と一部を認めた。
現在、百条委員会が疑惑の真相を調査している最中だが、知事は未だ辞職を拒否し続けている。
ナルシストぶりを露呈した”おしゃべり自販機”事業
- 斎藤元彦知事の音声が流れる自販機を県内5か所に設置
- 除幕式では自身の写真入りプレートを貼り付ける
- 出張先で鏡の確保を怠ると担当課に怒っていたとの情報も
そんな中、’22年に県が企業と共同で実施した「HYOGOアサ@プロジェクト」の一環である”おしゃべり自販機”が再び脚光を浴びている。
これは斎藤元彦知事の音声が流れる自販機を県内5か所に設置したもので、除幕式では知事自ら自身の写真入りプレートを貼り付け、音声を聞いて恥ずかしがる一幕もあった。
また、出張先できちんと鏡を確保していないと担当課に怒っていたというエピソードも明らかになっており、その自己顕示欲の強さから”ナルシスト知事”とも呼ばれている。
斎藤元彦のおしゃべり自販機の動画はこちら
県民からは「気持ち悪い」「地獄すぎる」と批判の声
- 「気持ち悪い。ここまで自己宣伝やる?」
- 「ボタン押すたび自分の声が流れてくる自販機とか地獄すぎる」
- 「あらゆる媒体に自身の姿を掲載するほどナルシスト」
県民からは、斎藤元彦知事の自己顕示欲の強さに辟易する声が多数寄せられている。
「気持ち悪い。ここまで自己宣伝やる?ナルシスト」「ボタン押すたび自分の声が流れてくる自販機とか地獄すぎる」など、強い言葉で批判するコメントが目立つ。
また、「県広報誌など、あらゆる媒体に自身の姿を掲載するほどナルシストで知られる斎藤の指示で、気色の悪い自販機を設置される兵庫高校の生徒さん可哀想」といった、生徒への心配の声も。
斎藤元彦知事の自己愛が行き過ぎているとの認識は広がっているようだ。
知事の「ワンマンぶり」が招いた職員の不信感
- 斎藤元彦知事は「ワンマン」「独裁者」と職員から不評
- 知事の意向を忖度し、意に沿わないことは言えない雰囲気
- パワハラ問題に対しても誠実な対応を見せない知事に失望も
一連の問題の背景には、知事の「ワンマンぶり」があるとの指摘もある。
県庁内では以前から、知事のことを「ワンマン」「独裁者」と評する声が少なくなかったという。
知事の意向を忖度し、意に沿わないことは言えない雰囲気が蔓延していたようだ。
加えて、パワハラ問題が明るみに出た後も、斎藤元彦知事は被害者に寄り添うどころか、むしろ被害者を処分する対応を取った。
こうした知事の姿勢に、多くの職員が不信感を募らせていることは想像に難くない。組織のトップがナルシストでワンマン体質では、健全な組織運営は望めないだろう。
知事の資質が問われる事態に、辞職を求める声も
ナルシストを通り越して自己顕示欲の塊と化した斎藤元彦知事の姿に、県民は呆れと失望を隠せない様子だ。パワハラ疑惑に関しても、誠実な対応を見せない知事の資質が厳しく問われている。
疑惑の渦中にありながら、未だ居直り続ける斎藤元彦知事に対し、県民からは辞職を求める声も日増しに大きくなっている。
知事のワンマン体質が招いた混乱を収束させ、県政の正常化を図るためにも、知事は潔く責任を取るべきなのかもしれない。
自己愛が行き過ぎた知事に未来はあるのか
斎藤元彦知事の一連の言動からは、尋常ではない自己愛の強さが伺える。
パワハラ疑惑に真摯に向き合わず、被害者を処分するなど、その自己中心的な姿勢は、もはや知事の器ではないと言わざるを得ない。
知事就任からこれまで、斎藤元彦知事は自身の顔写真を使った広報や、自分の音声が流れる自販機の設置など、常に自分を前面に押し出してきた。
しかし、そのナルシストぶりが仇となり、今や県政を混乱に陥れている。このまま知事の座に居座り続けることが、果たして県民のためになるのだろうか。
兵庫県の明日はどうなる?知事辞職が正常化への一歩に
ナルシスト知事の暴走によって、兵庫県政は大きな岐路に立たされている。
知事のワンマン体質が生んだ職員の不信感は根深く、パワハラ疑惑への不誠実な対応も県民の失望を募らせている。
混乱を収拾し、県政を正常化するためには、知事の辞職が不可欠だろう。
自己愛が行き過ぎた斎藤元彦に、もはや兵庫県の舵取りを任せておくことはできない。
知事の潔い決断なくして、兵庫県に明るい未来はないのかもしれない。
県民の信頼を取り戻すためにも、知事は一日も早く辞職に踏み切るべきだ。兵庫県の再生は、そこからしか始まらない。