福岡大会決勝が行われ、西日本短大付が福岡大大濠に5-2で勝利し、3年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた。
一方、福岡大大濠は35年ぶりの夏の甲子園を目指したが、惜しくも敗れた。試合の流れを振り返ってみよう。
福岡大大濠が先制するも、西日本短大付が二回に同点に追いつく
- 福岡大大濠が一回に1点を先制
- 西日本短大付は二回、安田の同点適時打で1-1の同点に追いつく
- 投手戦が続き、五回まで1-1の同点が続く
試合は福岡大大濠の先制で幕を開けた。
しかし、西日本短大付は二回、1死三塁のチャンスで安田が同点適時打を放ち、1-1の同点に追いついた。
その後は両チームの投手戦が続き、五回まで1-1の同点が続いた。
福岡大大濠の先発・柴田は安定した投球を見せ、西日本短大付打線を抑え込む。
一方、西日本短大付の先発・村上も好投を見せ、得点を許さない。
緊迫した展開が続く中、勝負の分かれ目が訪れようとしていた。
五回、両チームが1点ずつ取り合い2-2の同点に
- 五回表、福岡大大濠が1点を勝ち越す
- 五回裏、西日本短大付が1点を返し再び同点に
- 六回からは再び投手戦となり、均衡した展開が続く
勝負の流れが変わったのは五回だった。
五回表、福岡大大濠が1点を勝ち越すと、裏の西日本短大付も1点を返し、再び2-2の同点に戻した。勢いに乗る西日本短大付に対し、福岡大大濠も意地を見せる展開となった。
六回からは再び投手戦となり、両チーム無得点。
一打に泣き、一打に笑う緊迫した展開が続いた。
福岡大大濠・柴田、西日本短大付・村上の両先発は7回まで好投を続け、打線を抑え込んだ。
迎えた八回、勝負が決する瞬間が訪れる。
八回、西日本短大付・山下航輝の3ランで勝負あり!
- 八回2死一、二塁から山下航輝が右翼席に3ランを放つ
- 5-2と勝ち越した西日本短大付、そのまま逃げ切る
- 西日本短大付が3年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決める
迎えた八回、西日本短大付は2死一、二塁のチャンスを迎える。
打席には山下航輝が入った。
山下はカウント1-1から柴田の内角球を捉え、右翼席に運ぶ3ランを放った。5-2と勝ち越した西日本短大付は、そのまま逃げ切り勝利。
3年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた。
最後まで諦めずに食らいついた福岡大大濠だったが、八回の3ランが致命傷となった。
35年ぶりの夏の甲子園を目指した福岡大大濠の夢は潰えた。
一方の西日本短大付は、2回戦から見事に強敵相手に勝ち抜き、見事に夏の切符を手にした。
西日本短大付の夏の甲子園までの道のり
- 2回戦から登場し、強豪を連破
- 準々決勝では春の選抜出場校・東海大福岡を7-3で破る
- 準決勝では近大福岡を4-3で下し、決勝へ駒を進める
西日本短大付の夏の甲子園までの道のりは険しいものだった。
準々決勝では春の選抜に出場した東海大福岡と対戦。7-3で勝利し、ベスト4入りを決めた。
準決勝では近大福岡と対戦。序盤はリードを許す苦しい展開となったが、粘り強く食らいつき、4-3で勝利。決勝の舞台に駒を進めた。
決勝でも福岡大大濠に先制を許したが、諦めずに逆転勝利。見事に夏の切符を手にした。
福岡大大濠、35年ぶりの夏の甲子園はならず
- 福岡大大濠は1979年の春の選抜以来、甲子園から遠ざかっていた
- 35年ぶりの夏の甲子園を目指すも、惜しくも敗れる
- 柴田の好投も実らず、悲願の甲子園出場はお預けに
福岡大大濠は1979年の春の選抜以来、甲子園から遠ざかっていた。
今大会は35年ぶりの夏の甲子園出場を目指していたが、惜しくも敗れた。
柴田の力投も実らず、打線も終盤まで沈黙。
八回の3ランが致命傷となり、悲願の甲子園出場はお預けとなった。
指揮官も「選手たちは精一杯戦ってくれた。最後まで諦めずに戦う姿は見ていて誇らしかった」と選手たちをねぎらった。
西日本短大付の今後と課題
- 7回目の甲子園出場となる西日本短大付
- 過去の最高成績はベスト8(1970年、2011年)
- 課題は打線の奮起と投手陣の充実
西日本短大付にとっては7回目の甲子園出場となる。
過去の最高成績は1970年と2011年のベスト8だ。今回の甲子園では、過去の最高成績を超える活躍が期待される。
西日本短大付の夏の甲子園での活躍に期待!
西日本短大付が3年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた。
福岡大大濠との決勝は、終盤まで2-2の同点が続く接戦となったが、八回に山下航輝の3ランで勝負を決めた。
2回戦から4試合を勝ち抜き、激戦の福岡大会を制した西日本短大付。
7回目の甲子園では、過去最高のベスト8以上の成績が期待される。
打線の奮起と投手陣の充実が課題となるが、夏の甲子園での活躍に期待したい。