第106回全国高校野球選手権大阪大会4回戦が21日、くら寿司スタジアム堺で行われ、大阪桐蔭が城東工科に7-0のコールドゲームで勝利し、ベスト16に進出した。
今夏初登板となった2年生の151キロ右腕・森陽樹が6回2安打無失点の好投を見せ、打撃でも適時打を放つなど活躍。
打線も6回に一挙5得点を奪い、7回にはコールド勝ちを決めた。
151キロ右腕・森陽樹が今夏初登板で6回無失点の好投
- 2年生の森陽樹が最速151キロの速球を武器に城東工科打線を2安打に抑える
- 6回を投げ、奪三振7、与四球1、失点0の力投
- 打撃でも3打数2安打1打点と活躍し、チームの勝利に貢献
大阪桐蔭の2年生右腕・森陽樹が、今夏初登板で素晴らしい投球を見せた。
本日計測した最速147キロの速球とキレのある変化球を巧みに組み合わせ、城東工科打線を2安打に抑え込み、外野まで飛ばされた打球はわずかに1度という圧巻のピッチングだった。
6回を投げ、奪三振7、与四球1、失点0という内容は、2年生とは思えない安定感だ。
さらに打撃でも3打数2安打1打点と活躍し、投打にわたってチームの勝利に大きく貢献した。
森は中学時代から注目された選手で、50メートル5秒8の俊足と強肩も兼ね備えており、将来有望な選手として期待されていた。
高校でも1年生からベンチ入りし、徐々に結果を残してきた。
改めて森は高い能力を示したと言え、来年のドラフト上位の有力候補なのは間違いない。
森陽樹投手のピッチング動画
打線は6回に一挙5得点を奪い試合を決定づける
- 4回に先制点を奪った大阪桐蔭は、6回に集中攻撃で追加点
- 7回には代打・ラマル・ギービンラタナヤケ内野手の適時打でコールド勝ち
- 最後はMAX154キロ右腕の平嶋が三者凡退で締める
大阪桐蔭打線は4回に1点を先制すると、6回には一挙5得点を奪い試合の流れを決定づけた。
7回には代打・ラマル・ギービンラタナヤケ内野手の適時打で7点目を奪い、コールドゲームを呼び込んだ。
チーム全体で長打力があり、機動力も兼ね備えているため、相手投手にとっては脅威の存在だ。
今回の試合でも集中力の高い打撃を見せ、試合を優位に進めることができた。
最後はMAX154キロ右腕 平嶋桂知が3人斬り
6回からは今秋ドラフト上位候補の最速154キロ右腕・背番号1の平嶋桂知投手が1回を三者凡退に抑え、城東工科に付け入る好きを与えなかった。
平嶋桂知投手のピッチング動画
なお、大阪桐蔭は5回戦では大商大堺との対戦が決まっている。